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便秘はワカメを上手に食べたら解消するのか?
昔から、便秘に良いと言われている食べ物の中にワカメがあります。
きっと、便秘にお悩みの方は「便秘にはワカメ!」というのを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
日本人にとって、ワカメはとてもなじみ深い食べ物ですし、便秘でなくても、いつも食べているという方も多いことでしょう。
ここでは、便秘にワカメが良い理由、また効果的な食べ方や注意点などをお伝えします。
便秘にワカメが良いと言われる理由は?
便秘にワカメが良いと言われる理由は、どこにあるのでしょうか?
まず、ワカメなどの海藻は「水溶性食物繊維」を含んでいて、善玉菌のエサになります。
便秘にならない「良い腸内環境」は、悪玉菌よりも善玉菌の方が多いくて活発な状態だと言われています。
そのため、善玉菌が元気になって腸内環境が整えば、自ずと便秘も解消されるというわけです。
また、ワカメなどの海藻類は、便秘以外にもいろいろな効果を発揮してくれます。
たとえば、がん細胞に働くフコダインやアレルギン酸の食物繊維の働きで大腸がんのリスクも軽減できることがわかっています。
そして、ワカメには水溶性食物繊維だけでなく、不溶性食物繊維のセルロースも含まれています。
そのため、胃で消化されないセルロースは大腸まで届き、便の体積を増やし排便をしやすくしてくれるのです。
しかし、実を言うと、ワカメを食べれば食べるほど良い!…というわけではありません。
便秘のためにワカメを食べるのであれば、摂取する上での注意点をいくつか紹介します。
便秘でワカメを食べるときに注意する点は?
ワカメは先述した通り、不溶性食物繊維・水溶性食物繊維の両方を含んでいることからも便秘によいとされています。
しかし、どんな食べ物もそうですが「食べ過ぎは禁物」です。
食物繊維は胃で消化されず、大腸まで届くことから、食物繊維を過剰に摂取しすぎると消化器官に負担をかけてしまいます。
実は、これが消化機能の低下を招きます。
そして、便秘気味の人が「不溶性食物繊維」を摂取しすぎると、体積を増やした便が腸内の水分をたくさん必要とします。
その結果、便が水分を吸収しすぎてしまうことから「硬便」となり、排便機能が低下してしまうのです。
このように、水に溶けない食物繊維だからこそ、注意しなければならないことが、ワカメなどの食べ物にはあるのです。
ワカメは味噌汁や酢の物、炊き合わせやラーメン・サラダなど日本人が日常的に口にしやすい食べ物ですよね。
メニューも豊富で、積極的に食事に取り入れやすいですが、過剰摂取にだけは気を付けましょう。
ワカメに限らず、便秘によいとされている食べ物は、上手に適度に食事に取り入れることが大切なのです。
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