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便秘でげっぷが出ちゃって三重苦?
便秘が原因でげっぷが出やすくなるというケースがあります。
外出中や仕事中にげっぷをもよおすと、そのまま出すわけにもいきませんし本当に困りますよね。
特に、便秘によるゲップは悪臭がするので、神経を尖らせなければならないところです。
さらには、便秘によるげっぷが出る時は、おならも出やすくなって、そちらも我慢しなければならないので、もう〜三重苦!
ここでは、そんな便秘によるげっぷの原因や対処法についてご説明します。
便秘でげっぷがたくさん出る原因は?
それでは、なぜ便秘になることによって、げっぷが大量に出やすくなるのでしょうか?
便秘の原因や種類は様々ですが、げっぷが出やすくなる便秘は、弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)と言います。
弛緩性便秘は、主に腹筋や腸の筋力の低下によって起きてしまう便秘の種類です。
筋力低下によって「いきむ」という力が弱くなり、排便する力も弱まってしまうのです。
そして、腸内に便がたまると消化器官の働きが低下し、胃の活動が低下することによって食べ物の消化も遅れます。
そのため、食べ物を消化する際に発生する「消化ガス」が発生しやすくなります。
それが、胃から食道に流れることによって、げっぷが出やすくなってしまうのです。
このような便秘による腸内環境の悪化を改善できずに、便を3日以上ためてしまうと大変なことになります。
腸内で便が腐敗してしまい、インドールやスカトールというガスが放出されるようになります。
これらのガスは、おならの臭ささの原因となる物質です。
このガスが腸内にたまりすぎると、腹痛や吐き気を引き起こし、さらに充満すると「げっぷ」として体外に放出されます。
だから、便秘によるげっぷは悪臭がするわけですね。
便秘でげっぷが出てしまう場合の対策は?
便秘による臭いげっぷを解消するには、当たり前ですが、まずは原因となっている便秘を解消することが重要です。
弛緩性便秘の改善のためには、水溶性食物繊維を摂取するのがよいとされています。
その中でも、ココアは腸内の善玉菌を増やすリグニンという成分が含まれています。
そのことから、ゲップをともなう便秘の解消には大変有効だといえるでしょう。
また、水溶性食物繊維は、さきほどあげたココアに加えて、こんにゃく・わかめ・納豆などに多く含まれます。
これらの食べ物は、前述した「腸内ガス」を吸収して消失させてくれる作用を持っています。
そのため、便秘によって発生するイヤな「げっぷ」を解消することができるのです。
さらに、水溶性食物繊維の摂取に合わせて、ウォーキングなどの運動で腹筋を刺激することも大切です。
弛緩性便秘を解消して腸内環境を整え、便秘にならない大腸を作るよう心がけましょう。
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