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便秘と腰痛が同時に起きるのはどうしてなの?
便秘と腰痛が一緒に起きることで、二重苦で悩んでしまうというケースがあります。
まず、便秘と言えば、女性にはなじみ深い嫌な症状ですね。
一方、腰痛もおなじく女性の方には、多い傾向があるでしょう。
便秘が数日も続いてしまうと、きまって腰痛に悩まされる方。
また、酷い方の場合は、立っていても座っていても、重苦しい痛さがつらく、家事にも仕事に集中できない方ももいることでしょう。
あなたも、そんな便秘の最中に腰痛にもかかってしまったという経験はありませんか?
ここでは、そんな便秘と腰痛との関係性についてご説明します。
便秘と腰痛が同時に発症するのはどんな時?
便秘と腰痛は、どんなときに同時に発症しやすいのでしょうか?
実は、意外と知られていませんが、便秘になると、自然と腰痛をおこしやすい身体の状態になってしまいます。
ご存知のように、便秘というのは腸にガスや排泄物がたまって、お腹の周りが動きにくい状態となっています。
便秘によって、普段よりも腸が張っているという状態ですから、腸以外のお腹付近の部位が圧迫されてしまうのです。
その結果として、お腹や腰回りの血管を圧迫して血行不良になったり、神経を圧迫することで腰痛を引き起こすケースがあります。
そして、腸内に長い間とどまっている排泄物は、次第に毒を出すようになります。
その毒が血液の中を使って体中にめぐってしまい、筋肉を傷めてしまい、それによって腰痛になることもあるのです。
また、筋肉や骨が圧迫されて「血行不良」となることも腰痛を引き起こしやすい状態を作り出します。
このようなことから、便秘になると腰痛になりやすい状態ができてしまうわけですね。
また、便秘と同時に腰痛になってしまうケースでは「腰痛の種」を元々持っていたとも考えられます。
どういうことかと言うと、それまで腰痛の経験がないという人でも「自覚症状」として現れなかっただけで、腰には負担をかけていたわけですね。
毎日の生活習慣や、腰への負担の積み重ねによって、いつの間にか腰痛の種を作っているケースもあるのです。
便秘と腰痛の改善の仕方は?
便秘と腰痛が同時に起きた場合の改善の仕方ですが、まずは両方の原因に着目することが大切です。
便秘の原因は、腸が柔軟性を失うことで「蠕動運動(ぜんどううんどう)」がうまく行かなくなることで起こりやすくなります。
一方、腰痛の原因は、腰回りの筋肉が硬直することで起こりやすくなります。
つまり、便秘も腰痛も筋肉が硬直することによって起きやすくなると言えます。
ですから、便秘の改善法と腰痛の改善法は、どちらかを改善することで連動して良くなるとも言えるのです。
便秘になっても腰痛にならないためには、お腹や腰回りが「血行不良」にならないようにすることが大切です。
血行不良の改善するためには、適度にお腹周りの運動につながる「ウォーキング」や「ながら運動」などの軽い全身運動がおすすめです。
ただし、これは、あくまでも軽い運動のことです。
激しい運動を行うことは、逆効果になる場合がありますのでご注意ください。
1日10分でも良いので、便秘になりやすく腰痛を持っているという方は、そのような軽い運動を心がけましょう。
また、デスクワークなどで同じ体勢で長い時間過ごしたら、立ち上がって軽いストレッチをすることも、お腹や腰回りの血行促進のためには大切です。
全身運動やストレッチは、腸を動かすためには、とても効果的な方法なのです。
便秘にも腰痛にも、悩まないような体を常に作っていきたいですね。
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