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便秘で息苦しい…これってどうして?
便秘が長い間続くことによって、「なんだか息苦しい」と訴える人がいます。
単に便秘によって「お腹が張る」というようなレベルではなく、息苦しいと感じてしまうわけです。
これは、便秘が悪化して、かなり進行している状態と言えるでしょう。
ここでは、便秘で息苦しいと感じる場合の具体的な原因や対処法についてご説明します。
便秘で息苦しいと感じるの危険?
息苦しいと感じるほどの便秘というのは、具体的にどんなことが原因で起きているのでしょうか?
その原因は、大腸内にたまり続けた便が内臓を過度に圧迫して、そのことで息苦しいと感じている状態です。
人間は1日に300gもの便を作ると言われています。
単純計算でいくと、10日排便できなければ、便だけで3s分腸内にためこんでいるということになります。
もちろん、実際には水分が腸内に吸収されていますので、そこまでの重さにはなっていません。
しかし、便が腸内に停滞し続けると、腸壁から水分を奪われ続け「硬便」となり、さらに排便されづらくなります。
これが糞便性イレウスを引き起こす原因にもり、内臓を圧迫することによって嘔吐や息苦しいと感じる原因になってしまうのです。
糞便性イレウスが死因となるケースもあるほど、息苦しいと感じるほどの便秘は、とても危険な状態であるといえるでしょう。
長期にわたる便秘が続いて、息苦しいと感じるのであれば、自己判断で下剤を服用するのはとても危険です。
その場合は、すぐにでも病院を受診するべきですので頭に入れておきましょう。
便秘で息苦しいと感じる前に出来る予防法
息苦しいと感じるレベルの便秘にならないためには、日頃からの予防が大切です。
便秘は一度おこしてしまうと、繰り返し起こしてしまう人が多いでしょう。
長年、便秘で悩む方は、女性を中心にかなりな数にのぼることと思います。
もちろん『便秘を解消する』ことは大切なことですが、なによりも便秘を起こさない健康な腸を保つことが一番重要であるといえます。
腸内環境が良い状態というのは、善玉菌が悪玉菌よりも優位である状態をいいます。
では、どのようにして悪玉菌を減らせばよいのでしょうか?
便秘の原因はさまざまですが、生活リズムをつくり、食生活を改善することで腸内環境を整えるのに一番の近道だといえます。
まず、1日3食できるだけ決まった時間に食事を摂るようにすることはとても大切です。
また、朝に排便する時間をゆったり確保することも、体のリズムを作って、スムーズな排便をするのに有効となります。
ウォーキングなどの軽い運動、水分を1日2リットルとるようにするなども簡単に意識できるので、おススメです。
便秘で息苦しいという状態にならないためにも、そんな無理なく出来ることからはじめてみましょう。
もちろん、ストレスも便秘の原因となりますから、無理なく自分に合った腸内環境の整え方を実践し、なによりも継続することが大切です。
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